海に抱かれて眠る

夕方からそのまま輪行で
アムトラックに乗ってバークレーまで。


全席自由席なので、さて何処の席に座ろうかとあたりを見回していたら、
車内改札で回ってきた車掌さんから「この車両に載っているのはあなただけだよ」
と言われた。

それは分かるんだけど、いざどの席に座っても良いとなると、ちょっと迷うんですね。

アムトラックのこの路線はＷｉｆｉが無料で使い放題。
一部の４人がけの座席は、大き目のデスクがしつらえてあって、
パソコンでの作業を想定して、電源のコンセントも窓の下に付いている。

アムトラックのバークレー駅で下車。
そのまま自転車に乗って、お目当てのＳＦベイエリア（つまりシリコンバレー全域）にいるインド人たちから絶大な人気を誇る大インド食堂に行きました。

週末限定のベジタリアン・インド定食を注文。
インド食の競争が激しいシリコンバレーでも、ここは強気の値段設定です。

おそらく食材の原価は２ドルいってないのでは。でもお値段は１２ドル。
なかなかまねのできない複雑なスパイスの味。はまりますね。

ほんと、インド人はこんな場合でも原価に関係なく、お客がいくら支払うか・・・という部分にものすごい才能を発揮する人たちですね。この部分のセンスだけは、中華の人も
かなわないね。

さて、軽い夕食をとったあとは自転車に乗って
バークレーマリーナまで。

もうそろそろ９時なのに、夏至が近づいているせいで
まだまだ明るい。

遠くに見えるゴールデンゲートから霧が迫ってきているのが見える。

体がゆらゆら揺れて、横になって目を閉じたら眠っていました。