2018年6月5日火曜日

中華ラーメン

もう何年も前の話になりますが、
日本からこちらに来て中華ラーメンを食べようと中華食堂に行ったんですね。
ただ、「積極的に中華ラーメンを食べよう」という訳ではなく、
ラーメン専門店が全く存在しない時代でしたから、ラーメンが食べたいけれどそれは無理な話なので、「しょうがないから中華ラーメンでも食べようか」くらいの勢いだったのです。

幸い歩いていける距離に食べ物屋が2軒あって、そのうちの1軒が中華食堂でした。

さて、その中華食堂に入ってメニューを開きました。メニューは料理一品にそれぞれ英語と中国語で表記されています。

日本にある親切なファミレスみたいに、入り口に
蝋細工で作った料理見本や写真入のメニューなど無いわけで、メニューを読み解かなければなりません。

しかし何処をどう読んでも、日本にある中華食堂の中華ラーメンや、それに近い中華スープに麺が入った一品料理が無いのです。中国語と英語両方の表記を頼りにして、
Soup(スープ)であればXX湯、Rice Noodle で 米粉麵 とか・・・
そもそも麵が入っている湯が無いのです。
しょうがないので、知ってる料理で比較的安かった青椒肉絲
(チンジャオロース)に長米のご飯を注文しました。

そんな話もはるか昔話ですね。お金になることにはとても嗅覚が聞く彼らなので、
こちらの中華食堂に入ると、麵が入ったXX湯で叉焼を乗せた
ラーメンのようなもを出すところも多くなりました。でも10年前から肉食は止めているので、メニュー見るだけですけどね。

そういった、よく言えば臨機応変、悪く言えば節操が無いというか変わり身が早いというか、中華料理だけではなく様々な彼らの行動に現れています。









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