2018年6月9日土曜日

ぎりぎりに建ててますね

ぎりぎりに建ててますね

線路脇ぎりぎりまで、開発を請け負った建設会社が
利益最大化で設計した結果こうなったんですね。

この路線は路面電車(ライトレイル)専用だから騒音も
アムトラックやその他の普通列車とは違って低く抑えられいるんでしょう。

路面電車の利便性を高めるために、ビジネス街や住宅地が集まっている密集地帯を
突き抜けるように線路を敷いたんですよね。

なのに、路面電車から出る騒音を低く抑えるために、密集地帯に差し掛かると
時速15マイルに落とすとか。路面電車の利便性を著しく損なっていませんか。

最近のマフラーをあえて騒音タイプに換えている車と比較すると、
路面電車のほうが、そういった車一台より明らかに静かなのですが。

でも、公共の交通機関が出す騒音は規制するけれど、車が出す騒音の規制は
事実上野放しになっています。どういうわけか。

こちらの新聞の記事になっていましたが、規制する主体であるはずの
警官がコメントを出していましたが、車の排気が出す騒音は
「いちいち規制できない」そうですね。

これってある意味、車優先社会の究極の形じゃないでしょうか。

こんなに気候に恵まれた地域なのに、残念ながらオランダみたいな
自転車ベースの社会をここのひとは望んでいないようですね。

もうこうなったら10年後の電気自動車ベースの社会の出現
に期待するしかないです。

青く抜けた空を見上げると、建設用のクレーンがゆっくりと、
風見鶏のように風下に旋回していました。

なるほど、建設で使用していない時は、ギアをニュートラルにして、
上空の突風によって起こされる力が、
固定されたギアに集中しないようにしているのでしょうか。


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