2018年6月14日木曜日

マカオの聖ポール大聖堂跡

マカオが1999年の12月にポルトガルから中華人民共和国
に返還された。それからちょうど一年後の2000年に、
カリフォルニアから香港まで長期出張に行った際に、
週末を利用して、マカオを訪問しました。

帰りのフェリー便の予約の都合で、マカオ滞在時間は
たったの4時間でした。

なので、旧市街を4時間歩くことに。

フェリーターミナルの案内書で、ここから乗り合いのマイクロバスが
旧市街まで出ているから、それに乗ればすぐにいけるということです。

狭いマイクロバスに乗り込み、料金は香港ドルでOKでした。

さて、旧市街に着いて小高い坂を目指して歩き回って、聖ポール大聖堂跡に
着いたころには全身汗だくでした。

ここはマカオ観光の目玉らしくて、大製の人が集まっています。

マカオの聖ポール大聖堂跡には、
金属のプレートに、各国語で説明が書いてありました。

昔高校で歴史の時間に、フランシスコザビエルが日本に布教に来たと
習いましたが、なるほどマカオからいらしていたんですね。

一応理系だったので、そのときは表面をなぞった数行で終わりましたが、
このプレートの説明書を見てから、ネットで調べました。

なかなかいろいろ深いです。

さて、旧市街の細い路地は迷路のようになっていまして、
つかの間の異国情緒を楽しんだのは良かったのですが、
迷子になって、広い通りに出たところに
バス停がありました。

フェリーが出る時間まで残り後1時間半。たとえ早歩きで来た道を戻ったとしても、間に合うかどうか心配なタイミングでした。

で、たまたまバス停にいた現地人と思われる女性に、このバス停に来るバスは
フェリー乗り場まで行くかと聞いたところ、フェリー乗り場まで行くというじゃありませんか。

よかったよかったと思っていたら、すぐにバスが来ました。
やれやれ安心、このばすは前乗り、後ろ降りで、
乗るときにバスの運転手の横にある料金箱にお金を入れる
システムになっています。

で、問題発生。なんと、マイクロバスは香港ドルでも通用したのですが、
公共の交通機関であるこのバスはマカオドルでなくては受けてくれないのです。

4時間の滞在で、しかも香港ドルが通用する(だいたいの場合において)
ので、マカオドルに両替していなかったのです。

困った困った。このままではフェリーに乗り遅れると思っていたら、
先ほどバスのルートを訪ねた女性が運賃を支払ってくれるというじゃありませんか。
びっくり、感謝感激です!

そんなわけで、この親切な女性のおかげで、無事フェリーが出航する時間に余裕で間に合いました。

さて、実はこの話にはエピローグというか続きがあります。

フェリーターミナルで、出発時刻を再度確認すると、出航までまだ小一時間
ほどあります。2階にレストランが2軒あるのが見えました。

せっかくだから、出発前に軽くディナーを食べようじゃないか、と思ったんですね。




















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