2018年7月7日土曜日

車の修理工場に貼ってあります


自動車修理工場で働いている自動車整備士の腕前の
良し悪しを知る公的な基準が無いのですね。こちらには。

自動車漬けの社会なのに、不思議なことに自動車整備士の
公的試験が無いとはびっくりなのです。

無いというか存在しない。そういった国家資格なり、
公的資格を必要とするような規制を設けようといった
議論も動きも無いのです。

日本には自動車整備士に対する国家資格があると知ったら
びっくりするでしょうね。

日本の場合ですと、自動車整備士の試験は国土交通省による「自動車整備士技能検定試験」 があって、自動車整備士の技能により1級から3級まで等級付けがなされていると思います。

そういった便利な判断基準というか規制が存在しないので、居抜きの修理工場を
借りる資金さえあれば、すぐにでも、だれにでも自動車修理工場を
開くことが出来るわけなんですね。

で、運悪く腕の悪い素人並みの自動車整備士がいる
自動車修理工場にマイカーを持っていってしまうと、
直らないどころか、大丈夫だった箇所も不具合になって
返ってきたりするのです。まれに聞く話とかではなく、
これがよくある話なのですね。つまり肝心の修理が必要な部分を
修理できなくて、別の部分をいじって修理が出来たとするわけなんです。

腕の良い自動車整備士もいるのでしょうが、玉石混合で
玉よりも石がはるかに多い状態です。

なので、自動車を所有するとしたら、壊れない車に乗るか、もしくは
自分で修理しながら乗ることになります。

大多数の人は、通勤通学買出しに毎日の足が必要なので、壊れない車つまり
日本車のような信頼性の高い車に乗ることになります。

私も含めて、自分で修理しながら乗ることを選択した少数派の人は、
いまやインターネットという力強い見方がいるので、特定のモデルや
年式特有の修理のノウハウ等を共有しながら
こつこつ修理して乗るのです。

さて、自分で修理しながら乗っているDIY人でも
ある特殊な専門ツールが無かったり、諸所の事情で整備工場
にマイカーを持っていくときがあります。

整備工場のほうでは、口うるさいDIY人がそばにいられると、
仕事に差し支えるのでしょうか、整備工場内の
良く見える場所にこんな張り紙を出している工場もあります。

==工賃のレート==
 50ドル 1時間当たり (30年前のレートでしょう)
 75ドル お客様が作業を見た場合
100ドル お客様が作業に手を出した場合
150ドル お客様ご自身の修理が不完全で当工場に持ち込んだ場合


またこんなのもあります。こちらのほうは、いまどきのレートですね。
==レバーレート(1時間の工賃)==
135ドル 1時間当たり 
185ドル お客様が作業を見た場合
225ドル お客様が作業に手を出した場合
275ドル お客様ご自身の修理が不完全で当工場に持ち込んだ場合
325ドル お客様がネットの掲示板からの知識で工員に指図した場合









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