2018年7月14日土曜日

運河の船曳道を行く(オハイオ出張編)

海のような五大湖の一つ、エリー湖に面した都市
クリーブランドから南に全長約150Kmの運河が伸びています。

いまは輸送手段として使われていない
この運河の船曳道に石灰岩(ライムストーン)を敷き詰めて、
サイクリング・遊歩道にしています。

このライムストーン、路面が程よくごつごつしていて、
細いタイヤをはいたロードレーサーでスピードを出して走ると
パンクしそうです。
なので、自転車専用道路で良く見かけるロードレーサーなのですが、
このライムストーン)を敷き詰めたトレイルではほとんど見かけませんでした。

自転車の速度抑制のために、舗装した路面にでこぼこを作るよりも、
このほうがナチュラルで具合がよろしいです。







運河の水面の高さを調節するゲートが当時のまま残してありました。




この運河に沿って、観光列車も運行されています。

たまたま写真を撮影していたタイミングで、観光列車が来ました。











このライムストーンを敷き詰めた運河の船曳道トレイルの詳細は
こちら。
https://www.traillink.com/trail/ohio--erie-canal-towpath-trail/

これはいわゆる未舗装道路の保全・観光資源化と言ってよいのでしょうか。





運河を行き来していた当時の人たちが利用した
西部劇に出てくるようなゼネラルストアが保存されていて、
そのままお店になっていました。






使用した自転車は、1977年製Centurion 日本製です。
一説には、こちらのCenturionブランドで売られていた自転車の
製造元は、宮田自転車であるとか、新家工業であるとか言われています。
こちらに輸入された宮田自転車のツーリング車のフレームが手持ちで
3台分あるので、工作具合を詳しく見ても
このCenturionは、宮田自転車では内容に思われます。




この自転車、英語で言う所謂バーンファインドでしょうか。
クリーブランド近郊でクレイグズリストに
広告を出していたオーナーとコンタクトを取って、
即買いに行きました。出張中なのであまりいろいろ物色している
時間はないのです。そのまま乗れる
程度の良い状態だったので言い値の135ドルで買いましたよ。
日本円にすると1万5千円程度でしょうか。

これで、出張中でも平日はホテルとA社工場の往復に使えるし、
週末は、クリーブランド近郊の自転車道を探検できますしね。

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